#!/usr/local/bin/php 【Next-Zero】『DVStorm 2 緊急レポート(/First Impression 的 Conclusion)』
 
 


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〜 First Impression 的 Conclusion 〜


(提出日:02/10/04)



 今回の緊急レポートは、可能な限り早く読者の方々に情報を届けるための時間との戦いであり、“試用”という以上の使用を行っていないため、DVStorm 2 による進化の真の実力を見たわけではない。
 しかしながら、実践に於いて活用できる要素は多々あり、特に自動ファイル分割や 3D PinP といった機能は、自分の作品の性格上、間違いなく使うであろうと確信するような物があった。

 DVStorm 2 本体の進化については、AVI 2.0 を扱えるようになった……という以外には周辺のソフトウェアの支えが大きい様に思う。
 もちろん、それらを含めて「DVStorm 2」なのであろうが、やはり Storm Edit などを活用なさっておられる諸兄には、その点で大幅な進化がないことが惜しまれるのではないだろうか?
 早速、『DVStorm 3』についてなどの構想を始めてしまうあたり、人間とは欲深いというか、可能性と希望を求めるというか……とにかく貪欲であるが(笑)、canopus の言う「スケーラブルテクノロジー」を今後も信じるに足りる内容ではあると思う。
 特にハードウェアはそのままでソフトウェアだけで、DVStorm-RT 時代を含め今日までの発展を行ってきていることを考えると、まだまだ DVStorm-RT のハードウェア的限界は先のようであるように思える。

 自分のノンリニアライフが「リアルタイム処理」が当然になってしまった今、もはやリニア編集やレンダリングベースノンリニアには戻れない。(もちろんリニア時代の楽しさを忘れたわけではないが…)
 私の編集スタイルをそのように贅沢にしてしまった canopus には是非とも責任を取っていただいて、今後も意欲的な製品の開発に邁進していただきたい。
 

 最後になるが、このレポートを仕上げるに際して、情報提供をしてくださった TDCさん、yozanさん、そして ほむさん には、改めて感謝の気持ちを申し上げたい。


管理人の近影



 なお、10月4日現在、canopus から DVStorm 2 についての障害情報が公開されてい た。(※10月22日現在は修正ドライバにより解決済みである。)
 改めて、ここでも掲示しておく。

ソフトウェア・機能名 不具合内容 対応内容・予定時期
StormEdit
StormVideo
AVI2 ファイル再生時にスクラッチノイズが発生したり、音声が完全なノイズになることがある。 10/21 にアップデートプログラムを公開予定。
StormEdit プロジェクトをファイル出力すると StormEdit が強制終了する。 10/21 にアップデートプログラムを公開予定。
SoftMPEG エンコーダ StormEncoder と併せてインストールした環境で使用すると、フィールドオーダーが反転する。 10/21 にアップデートプログラムを公開予定。
DV Capture 1.PAL 形式で正常にキャプチャできない。
2.キャプチャしたファイルが StormEdit で読み込めない。
3.StormBay 使用時、StormBay のアナログ入力端子を選択できない。
10/21 にアップデートプログラムを公開予定。
3DRT トランジション 1.ビットマップ(BMP)ファイルを背景として選択すると、「画像ファイルが見つかりません」のメッセージが表示される。
2.フリップにおいてビットマップを背景として設定すると上下が反転する。
10/21 にアップデートプログラム(β版)を公開予定。
3DRT ピクチャ・イン・ピクチャ ソフトボーダーを設定したプロジェクトの読み込み時に編集ソフトウェアが強制終了する。 10/21 にアップデートプログラム(β版)を公開予定。

※対応時期等は予告無く変更されることがある。
 また、10/4 に公開を予定されていた DVStorm-RT Ver.2.0 ドライバ&アプリケーションは、上記アップデートプログラムとの同時公開を予定。



文責 管理人;宏哉



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