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〜 創想雑誌 〜
−>>2014/10/07/(Tue) 初トルコ。
- 私は只今、トルコの某街でロケをしております。
祝! 初トルコ!
トルコ取材は、会社でもみなさんよく行かれているのですが、私は初めて。
イスタンブールでトランジットしてヨーロッパへ…ということはありましたが、トルコの大地を踏みしめるのはこれが初めてです。
イスタンブール空港で機材カルネの手続きをしているときに、税関職員のオジサンが「 Hiroya SAMURAI ! 」とか言ってきて「ふざけてるな〜」とか思っているうちに、無事にカルネ手続きが完了。
職員交代の時間だったのか、さっきの職員のオジサンも事務所を出て我々と一緒についてきます。
「コンニチハ」「オハヨゴザイマス」とか、知っている日本語で話しかけてきて「オハヨゴザイマスであってる??」などと聞いてきたので、「あってるよ」と教えてあげると「俺、日本好きなんだ」と嬉しいことを仰ってくれます。
そしてオジサンが「知ってるかい? 明治といわれる頃に、トルコ人を日本人が救ってくれて……」という話をされて「あぁ、エルトゥールル号遭難事件のことか。」と気が付き、そういえばトルコは親日国だったなと思い出しました。
現地に入ってからは、モスクやコーランを耳にするに、久々にイスラム教圏にやってきたなぁ〜と、感慨に浸ります。
もっとも、かなり“ゆるい”イスラム教圏ですが。
トルコ入りして、今日ですでに3日目なのですが、居心地がいいです。
特にオジサンたちが優しい(笑)
すぐに話しかけてきて、親切で、熱心です。
気候も良く、どんどんロケが進みそうです。
−>>2014/10/07/(Tue) トルコ・3日目。
- さて、トルコ3日目。
毎日創想雑誌を書きたいのですが、旅の疲れもくっついてきて、なかなかパソコンに向かう気力がありませんでした。
今日は、気力も補充されてきたので、朝と夕方の2回更新!
今滞在している街は、エーゲ海に面している穏やかな気候の街。
冬に向かっているはずなのに、日に日に暑くなってきて、これから夏かっ!? と思う程に良い天気です。
海ネタも多くて、シーフード紹介の他にも、海が絡んだ取材をいくつか行っています。
お陰で、海に入る機会もあり、GoPro の他、HM650 でも恐る恐る私が海に浸かりながら撮影しています。
時間があれば、そのまま泳いで遊びたい程に季候が良く海も綺麗です。
トルコ取材は、折り返し地点。
まだまだロケです!
−>>2014/10/08/(Wed) トルコロケと機材。
- トルコ取材は、順調に遂行中。
人にもお天気にも恵まれ、順風満帆にロケが進んでおります。
さて、今回も活躍中の Libec ALLEX。
ロケの初日から、色々な場面で使っています。
やはり、セッティングの素早さが現場利用において、最大の魅力です。
スライダーシステム利用時の、セットアップも直ぐに出来ますし、スライダーから通常の三脚利用へのスイッチも手軽。
スライダー利用と三脚利用の入り交じるようなシーンであれば、スライダーに ALLEX雲台を取り付けたまま、三脚利用しています。
課題としては、やはり耐重量問題。
HM650クラスだと、三脚のお椀部の締め付けが僅かでも甘いと、カメラがスライダーの端に来た際に、ガクッとレールごと動いてしまいます。
このことは、自分が注意すれば解決出来ることなのですが、何か工夫は出来ないものかと思慮中。
あとは、雲台“ALLEX_H”の対応重量。
ALLEX_H の最大搭載重量は3kg。
カウンターバランスチャートからは、2kg強が最適なウエイトバランスである事が分かります。
<Libec WEBサイトより>
HM650クラスだと、雲台はカメラ重量に負けてしまいます。
が、今更ですが、驚きの事実をここで紹介。
海外モデルだと、最大積載重量は 4kg!!
バランスチャート上は、3kg前後がベストマッチ!!
え? 皆さんもう知ってた?
私はここ1ヶ月ぐらいで気が付きました。
デジクラスを使うユーザーには、海外モデル版が最適ではないですか?
というか、何故そうなったし!!????
<Libec WEBサイトより>
※日本:http://www.libec.co.jp/products/allex/ALLEX_H.html
※米国:http://www.libecsales.com/products/allex/ALLEX_H.html
※中国:http://www.libec-global.com/chn/products/allex/ALLEX_H.html
これは、雲台だけ海外モデルに買い換えですかな〜。
さて、今回も頑張っている JVC GY-HM650。
搭載されている様々な機能を使いこなしながらロケを進めているのですが、何度ロケを経験しても、やってしまう「ミス」があります。
それが「拡張モード入りっぱなし」「WDR入れっぱなし」の2つです。
ご存知のように、HM650 シリーズには撮影モードとして、S/Nを優先した「標準モード」と感度を優先した「拡張モード」があります。
「拡張モード」の場合は、感度 F11(2000lux) というデジクラスとしては非常に明るい映像を得ることが出来ます。
特に、技術ワンマンの海外ロケでは十分な照明を仕込めなかったりするシーンも多いので、重宝するモードです。
一方で「標準モード」は、収録した映像をみるとノイズの少ない大変にスッキリした品位の高い映像を得ることが出来ます。
それぞれのモードの特性から、私は頻繁にこの2つのモードを切り替えて撮影しているのですが、稀に「拡張モード」のまま明るい屋外で撮影を続けてしまったりして、自分でガッカリしてしまうことがあります。
言うまでも無く、「拡張モード」が明るい環境で使えない品位ということではありません。
「標準モード」と比すると S/Nは落ちますが、それでもゲインアップした状態とは違いますので、常用しても問題は無いのです。
むしろ「標準モード」のクリアさをしっかりと活かしたいと思うのです。
このような事が起こるのは、「標準モード」「拡張モード」のいずれにカメラがセッティングされているのかを、ディスプレイ上で明示されないからです。
ディスプレイのキャラクターで、例えば「STD」「EXD」などと表示されていれば、早い段階で注意も向きます。
実害はほぼないのですが、一工夫ほしいと思います。
さて、もうひとつの「ミス」が「WDR入れっぱなし」です。
「WDR」は、画面の中で明暗差が大きい被写体を撮影する場合、ダイナミックレンジを広く取れるモードです。
たとえば“屋内に人物で、窓の外に景色”という条件下で、屋内の人物に露出を合わせた場合、屋外のディテールも粘り強く残してくれます。
「WDR」には、その効果のかかり具合に3段階あり“弱/ナチュラル/強”となります。
が、WDRには大きな欠点があります。
それは「コントラスト差が大きな部分でトレイル効果のような残像が出る」というものです。
たとえば、青空と白い建物という被写体がある場合、パンワークなどをすると、建物の輪郭が青空に一瞬残ってしまいます。
カメラがワークをしている間は、それが繰り返し起こり、動画としての品位はかなり落ちます。
事情を知らない人が見れば、カメラが故障したか、エンコードで何かが起こったか?と思ってしまうでしょう。
これは、私が HM650 を購入する前に店頭でデモ機をチェックした時から気が付いていた現象でした。
JVCさんには、その頃からずっと指摘はしてきましたし、他の方面からの指摘もあるようですが、改善には至っていません。
おそらく技術的に難しい……というより、WDRという機能の特性上、起こりうる症状なのかもしれません。
私はこの WDR という機能の特性を理解したうえで、積極的に活用しています。
動く被写体のない対象の撮影であったり、もしくは人物が居ても、板付きでほとんど動きがないような場合です。
が、ミスはこのあとに起こります。
WDRをオンにしたまま、その後の普通のロケを続行してしまうのです!
これも、WDR機能が有効になっていることを明示する仕組みが無いためです。
カメラの液晶モニタ上でも、WDRの残像現象は確認できるのですが、液晶画面自体の反応速度の問題や、屋外で画面が見えにくい(コントラストの低下)などで、一定時間気が付かないことがあります。
また、これは偶然ではあるのですが、私が WDRを使うときは、大抵がそのシーンの最後だったりします。
なので、WDRをオンにしてそのカットを撮影してOKが出ると、カメラの電源をそのまま落としてしまい、時間が経過した後に WDRが有効になっていることを忘れて、次のシーンを撮影してしまうのです。
もちろん、ちゃんと WDR の設定に気が付いて、電源を切る前にデフォルトに戻したりすることが基本ですが、人間どうしても忘れてしまう瞬間もあるのです。
「WDRの切り忘れ」を防ぐために、ディスプレイ上で「WDR」の状態を明示することを求めます。
特に、WDRは映像に強い影響を与えますので『警告』に等しい明示を行ってもいいと思います。
あとは、電源を切れば自動的に WDR もリセットされて「切」のデフォルトに戻るようになってほしいです。
WDRの利用環境を想定すると、少なくとも残像現象という問題が残る現時点では、そのほうが安全対策として有効です。
HM650 に搭載されたこれらの機能は、撮影現場で HM650 のポテンシャルを引き出す素晴らしい機能であり、映像表現の幅を広げてくれます。
が、一方で諸刃の剣という側面もあり、映像の品位低下や撮影事故を防ぐためにも、なんらかの対策を希望します。
−>>2014/10/11/(Sat) トルコ→スペイン。
-
トルコ取材は無事に終了。
私に取って初めてのトルコは、素晴らしい経験と思い出を与えてくれました。
今回取材をさせてもらったのは、イスタンブールといった大都市ではなく、地方の小規模な街。
エーゲ海沿岸に広がる白い街で、コンパクトに纏まっていながらも、密度の高い充実した環境でした。
人々は優しく、街は綺麗で、時間は穏やかに流れ、大変に居心地の良い5日間を過ごせました。
その居心地の良さが、身体に染み渡ったせいか、5日間どころではなくもっと長い間、この街に滞在していた気分です。
再び訪れてみたい、そんな素敵な街でした。
さて、昨日は早朝にトルコを発って夕方にスペイン入りを果たしました。
という訳で、スペインなう。
本日2日目です。
私にとっては、3度目のスペイン。
以前の2回のスペインも、魅力的な街を訪れて取材させて頂きましたが、今回訪れた街は日本人観光客もひっきりなしに訪れる、あの大都市です!!
何処とは言えませんが、あの大都市です。
写真載せたらバレましたか? そうですか。
でも、あの某大都市です。
今日は朝から街の実景撮影。
名所や俯瞰ポイントを幾つか訪れて、街感を積んでいきます。
午後からは、出演者の女の子と合流して、グルメロケ開始!
撮影快調です!
−>>2014/10/13/(Mon) スペイン・逆取材。
- 昨日は早朝にホテルを発って、AVEに乗って地方都市へ。
車両は、Siemens社の Velaro E(Serie 103 de Renfe)!
現地で一泊の日程でしたので、必要最低限の物だけを持っての電車移動。
技術さんは荷物が多いですから、私物は殆ど持参しませんでした。
現地では、開催されていた祭を中心に撮影。
プレス証も発行して頂いていたので、色々な場所から臨場感ある祭の様子を撮影できたと思います。
そうそう。祭の取材をしていたら、地元のテレビ局に取材されました!(笑)
祭を生中継している地元の公営テレビ局の現場入り中で「はるばる日本から、テレビ取材に来ている日本人の皆さんです」ということで、生中継が下りてきました。
尤も、私とディレクターさんはスペイン語ができませんから、コーディネーターさんが、インタビューに答えて下さいました。
我々は、中継カメラに笑顔を振りまくだけです。撮られるのには慣れないな〜。
その後、街中で取材をしていると、本当に色んな人から「日本の取材スタッフでしょ? テレビで観たよ!」と声を掛けられました。
テレビってスゴイ!(笑)
夜になっても祭のムードは衰えることを知らず、街中が賑やかで楽しい雰囲気に包まれていました。
我々スタッフは、祭の中心である広場の近所にホテルを取っており、夕飯はそこから歩いて5分程の所に構える Traditionalな設えのレストランで頂きました。
お店の雰囲気も良く、食事も美味しく、大変に満足。
レストランの外に出ると、道には多く人々が集まりダンスを踊っていたり。
私はヨーロッパの地方都市の雰囲気は好きで、特に夜の空気が大好きです。
石造りの建物に狭い路地。決して明るすぎない夜の明かり。そしてその地方の伝統的な料理や踊りなど。
私が好きな軽小説の『狼と香辛料』の世界を擬似体験しているようで、少し幸せな気分になります。
『狼と香辛料』の話の舞台は架空の世界で、モデルは14世紀頃の北ドイツ付近ということですが、伝統的な雰囲気の残るヨーロッパの街には何かそういった共通する雰囲気があるように思います。
なお、夜でも街で「日本のテレビスタッフだね! テレビで観たよ!」と声を掛けられました。
さて、今日は午後には元の某大都市に戻ってきて、撮影続行です。
まだまだ取材せねばならないネタがたくさん残っています。
最後まで全力で駆け抜けますよ!!!
あっ、ちなみに、帰りの AVE に乗る駅でも「日本の取材スタッフでしょ? 昨日テレビで観たよ!」と声を掛けられました。
テレビってスゴイっ(笑)
−>>2014/10/15/(Wed) Hasta la vista!
- 今回のロケも、いよいよ今日が最終日。
もう1ネタ2ネタ取材して、ロケ完遂です!
現地の出演者やスタッフともお別れの日。
素晴らしい仕事と楽しい思い出を紡げました。
今夜スペインを出発。
明日、日本に帰国します。
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