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〜 創想雑誌 〜
−>>2013/11/01/(Fri) 訃報。
- 本日、私の祖母が亡くなりました。
肺炎と老衰によるものだと思われます。
7月頃から入院しており、この8月〜10月の間は、まめに実家に帰っては、祖母の見舞いに行っておりました。
特に、この秋は海外出張が続いた為、その都度、今生の別れを覚悟して出張の直前には祖母に会いに行くようにしていました。
私は今現在まだタイにおりまして、訃報は家内がメールで知らせてくれました。
このタイ出張の前日も、見舞いに病院へ駆けつけましたが、既に私のアメリカ滞在中に昏睡状態になっており、その日は彼女の顔を見るだけで、もう会話することは叶いませんでした。
せめて私が帰るまでは、と祈っておりましたが………。
彼女は習字の師範であり、多くの生徒に慕われ、聡明で優しいお婆ちゃんでした。
そして私と23年間共に暮らし、34年間私を見守り続けてくれました。
ありがとうございました。
彼女の魂が、安らかに眠らんことを。
私は明日、日本へ帰ります。
−>>2013/11/13/(Wed) オンエア告知2つ。 (訂正で1つだけに…)
- ※オンエア告知
■オンエア(1)
先日の、タイでのロケが本日13日オンエアです!!
こちらは関西ローカルです。(多少、ネットしている地方局もあるようです)
14時からのオンエアです。
■オンエア(2)
……あ…あれ???
ロケ行く前は、16日オンエアだったはずなのに、公式サイト見てみたら、違う国になってる…
オンエア週ズレたのかも!!!
アメリカロケのオンエアに関しては、改めてお知らせいたします!
追伸:ちょいと、タイから帰ってから公私ともに超多忙です。
サイトの更新を早く再開したいとは思っておりますが………。
−>>2013/11/16/(Sat) InterBEE2013報告;(SONY篇)。
-
放送制作の現場を見越した4Kソリューションに対して、他社から頭1つ飛び抜けて突き進んでいるのが、やはり SONYだ。
今回一番注目したのが、同社の CineAltaカメラ“PMW-F55”を中核とした中継対応システム。
発表されたのは、カメラシステムアダプターの“CA-4000”とベースバンドプロセッサーユニット“BPU-4000”による4Kライブカメラシステムである。
“CA-4000”は F55を中継仕様のカメラとして運用できるカメラアダプターで、従来の中継カメラシステムと同様の光電複合ケーブル(OPTケーブル)を利用して、最長2kmまでの引き回しが可能になる。
F55と“CA-4000”との接続は、RAWレコーダー“AXS-R5”を接続する際に利用するコネクタを使用する為、完全なケーブルレスでの接続が可能になる。
F55をカメラヘッドと考えた場合、“AXS-R5”でENG仕様、“CA-4000”で中継仕様という往年の「ドッカブル」スタイルを採っていると考えると分かりやすい。
CCUには、従来の“HDCU-2000”が利用できるので、既存システムからの転用や組み込みも容易である。
“CA-4000”+“HDCU-2000”により、従来の中継カメラに搭載されている仕様を満たしており、インカムシステムやタリーは勿論、VF端子やプロンプターなどを備えている。
ベースバンドプロセッサーユニット“BPU-4000”は、“F55”+“CA-4000”から伝送されてくる4K映像信号の色調整などをリアルタイムに行う信号処理ユニットだ。
“CA-4000”が光電複合ケーブルに流している 4Kデータは F55 が出力する 4K RAWデータそのものであり、“BPU-4000”において LUTを当てることで従来の SONY HDCシリーズと混在運用においても違和感の無い色再現性を実現している。
<上段:BPU-4000/下段:HDCU-2000>
ただし、現状の“F55”+“CA-4000”+“BPU-4000”の組み合わせに於いては、RAW記録が出来ないという課題がある。
“CA-4000”を接続した場合の“F55”は完全なカメラヘッドとして機能する為、カメラ本体の録画機能を閉鎖してしまい、また“CA-4000”とRAWレコーダー“AXS-R5”は排他仕様になる。
“BPU-4000”に於いても LUTは現在のところ「Rec.709」のみとなっており、飽くまでも「現在のテレビ中継の環境」に落とし込んだ仕様になっている。
スポーツ中継やイベント中継などではそういった仕様でも不満になる事はまず無いだろうが、例えば音楽モノ(ex.夏フェスやアーティストLIVE)などの撮影の場合は、現場では中継スタイルで撮影した方が効率がよい場合が有り、しかしポスプロで RAWデータをグレーディングして、パッケージ仕様に仕上げる…などといった事も求められる状況になっている。
折角、カメラからは RAWデータが送られてきているのだから、何らかの形で RAW収録の状態で素材を残したいと思うのは必定だろう。
“BPU-4000”の LUTに対しても、複数の LUTを用意するか、ユーザーがカスタムした LUTを当てるなどの機能が欲しいところである。
“CA-4000”と“BPU-4000”のその他の機能としては、HD解像度による4倍速撮影が可能で有り、スーパースローカメラとしての運用を行える他、4K映像から任意のHD映像を切り出して運用できる「HDカットアウト機能」も備える(いずれもオプション扱い)
また、4K撮影においてカメラマンの負担となるのがシビアなフォーカシングであるが、“CA-4000”では、ビューファインダーに送る前の元の 4K 映像からディテール信号を取り出して、その高周波部分にピーキング情報を付加してビューファー内で表示することで、より正確な「ピントの山」を掴めるようにしている。
さらに、2013年10月から既に発売になっている レンズマウントアダプター“LA-FZB2”も試させて頂いた。
“LA-FZB2”は“F55”に 2/3型HDレンズを装着することができるアダプターで、手持ちの放送用HDレンズを F55で利用する事ができる。
アダプター内部にはコンバージョンレンズが内蔵されており、光学的な補整によりHDレンズの持つミリ数とほぼ同じ焦点距離を利用できる。
電動式 ND/CCフィルターも搭載している為、“CA-4000”+“BPU-4000”+“HDCU-2000”との組み合わせに於いてVE卓からのフィルターコントロールが可能になっている(F55本体の NDフィルタは手動式のため遠隔操作はできない。“LA-FZB2”を利用する場合は、F55のNDフィルターは素通し(Clear)で運用する事になるだろう)。
注意点としては、本来であれば 2/3インチ対角のイメージサークル面積に当たるはずの光量を、内蔵コンバージョンレンズにより Super35mm対角のイメージサークル面積に拡大している為に、その分は光量が低下する。
光量低下量は、約2.5stop減であり、かなり暗くなると言える。
屋外や照明の整ったスタジオやステージであれば問題ないが、ナイターや屋内アリーナなどでの利用には、照度の確認が必要だろう。
ただし、F55の大判イメージセンサーやその回路性能からゲインアップ耐性は高く、多少のゲインアップを行っても S/Nの良い映像を維持できる。
試用時も +6db程度ではノイズの変化はあまり分からず、F55 の S/Nを理解した上で、積極的にゲインアップしての運用を行っても問題無いだろう。
さて、気になるのはその画質だろう。
HDレンズを 4K で利用できるのかどうか?というのは、4K導入のイニシャルコストに大きく関わってくる。
結論から言えば、放送レベルであれば全く問題無いだろう。
取り付けてもらったのは、FUJINON の 放送用ポータブル HDレンズ(型番を確認するの忘れた…)
映像が甘くなるようなことは無く、むしろカッチリとした印象を持った。
4隅には歪曲が出るかとも思ったが、気になるような像の流れなどは見受けられなかった。
カラーフリンジは高輝度部に見受けられたが、4Kだからといって気になる程では無かった。
予想以上に放送用HDレンズでも 4K使用に耐えられるものだと関心した。
この辺りは、SONYでも“LA-FZB2”を単なるマウント変換アダプターとしてではなく、光学的な補正も F55 と最適化しての設計にしており、光学的劣化は最小に抑えられるようになっているそうだ。
“LA-FZB2”の使用により、ホータブルレンズだけではなく、大型箱形レンズも F55 で利用可能になり、スポーツ中継などでの利用が現実的になった。
箱形レンズの場合は、レンズへの電源供給の問題が出てくる。
“F55”本体、あるいは“CA-4000”だけでは箱形レンズへの電源供給がサポート出来ない為、オプションで“SKC-PB40”というカメラパワーブーストユニットが発売される。
“SKC-PB40”は、“CA-4000”に DCアウトを追加するもので、“CA-4000”のリアパネルの空き部分に組み込める。
電源は XLR 4pin による 12V:2系統と 24V:1系統の計3系統が同時利用可能(最大120W)。
“PMW-F55”+“CA-4000”+“SKC-PB40”+“BPU-4000”+“HDCU-2000”という組み合わせによって、4Kでの中継スタイルは実用の領域に入ったと思う。
少なくともカメラマンとしては、このスタイルであれば今までの HDCシリーズなどで行うのと同様の感覚でカメラオペレートが可能であり「文句はない」と言えるだろう。
一方で、気になるのは「では、従来の BVP や HDC の系譜の先にある 4Kシリーズは、いつ出るのか?」と言うことだ。
つまり、従来のスタイルをしたハンディーカメラタイプもしくはスタンダードカメラタイプの 4Kモデルだ。
“PMW-F55”+“CA-4000”+・・・というのは、飽くまでもシネマENGカメラである“F55”を何とか中継スタイルにしたソリューション――解決策でしかない。
手荒なカメラマン達の手元にあってのカメラの筐体強度や運用耐性などは、HDCシリーズなどには適わないだろうし、何よりも前にも後ろにも「アダプター」というのは、現場でのハンドリングを悪くする(スタジオは兎に角として、中継は毎回カメラの組み立てとバラしの繰り返しだ)。
レンズ資産の流用から考えても、2/3インチCMOS?を採用した放送カメラ用 4K のモデルは、是非とも待たれるところである。
まだ影も形もないシリーズであるが、技術的な要素は今回の新製品群の発表で整っている。
RAWの光電複合ケーブルによる伝送、ベースバンドユニット、2/3インチ放送用レンズの流用可能性などなど。
あとは、アダプターによって賄っている部分を一体にしたモデルを待つのみと言うことだ。
そこに 4Kの魅力がスポイルされないのか?という議論は置いて於いて、新しいスタイルを受け付けにくい放送業界だけに、「従来スタイル」というのは何よりも魅力的な要件に見えるはずだ。
−>>2013/11/16/(Sat) InterBEE2013報告;(EDIUS篇)。
-
Grass Valley篇ではなく、EDIUS篇である。これ重要(笑)
さて、EDIUSはいよいよ 8K 編集の領域をサポートする。
今回は、参考出展として“HDWS 4K/8K コンセプトモデル”が紹介されていた。
こちらは、EDIUSのターンキーモデルである HDWSシリーズで Dual Intel Xeonプロセッサ(E5-2695v2/24core/48thread)を搭載し、高速SSDドライブを採用。
ターンキー向け“EDIUS Elite 7”が搭載と紹介されているが、実際には 8K 用にかなりタイトなチューンナップが施された特別仕様になっている。
バージョン情報を確認すると、Version 7.21.525 となっているが、これは書き換えられてないだけであって、実際には“EDIUS Elite 8K(仮称)”という仕様だ。
EDIUS Pro 7 との違いというのは、編集機能的な部分では現状は大きな差がないが、取り扱えるフレームサイズやフレームレート、オーディオサンプリングレートが増えている。
7680x4320 pix という 8K解像度は勿論、8Kの標準フレームレートとなる 120p(119.88p)をサポート。
オーディオサンプリングレートは、ITU-R勧告 BT.2020 による 8K仕様書上は 96kHzだが、192kHz という昨今のハイレゾリューションオーディオレコーダが取り扱う領域もサポートする勢いだ。
こちらは、月刊 HD Users 2013年9月号で「96kHzプロジェクトを扱いたい」という要望を受けて「それならば、192kHz/24bit までやりますわ!!」という天元突破な仕様になっている。
このあたりは、EDIUS の「どんな素材ファイルでも扱ってネイティブでサクサク編集する」という骨幹を極めている。
これらのプロジェクト仕様は、たちまちに EDIUS Pro 7 のマイナーバージョンアップに組み込まれるものではないが、8K Ready という環境を EDIUS は十分に用意していることを如実に現している。
特に、EDIUS の 8K対応チューニングにより、それ以下の 4K や HD 編集に対しても処理パフォーマンスの向上がさら期待できる点が、身近なメリットとしてあるだろう。
“EDIUS Elite 8K(仮称)”は飽くまでもコンセプトモデルであるが、12月に予定されているマイナーアップグレードアップ(Version 7.21.525?)では、4K ファイルの取り扱いに対してのパフォーマンス向上が組み込まれる。
特に XAVCファイルなどの取り扱いが今以上に快適になるようで楽しみである。
一方、EDIUS Pro 7 は現状で XAVC書き出しには対応できていないが、こちらも今後の課題として対応していく予定のようである。
EDIUSシリーズは、既に成熟の域に入っており機能的には大きな変化がないのだが、しかしパフォーマンス改善や他社ソフト・ハードとの連携、細かな既存機能の向上などが確実に進んでいる。
あとは、ちょっと幾つかオフレコなお話も聞かせて頂いたのだが、それらの実装も非常に楽しみであり、EDIUSユーザーで良かったとしみじみと実感する事だろう。
* * *
ところで、今回の InterBEE 2013 とは全く関係のない話なのだが、以前、当サイトで EDIUS用ハードウェアボードの“Grass Valley Storm Mobile”のレポートに於いて『HDMI出力時、EDIUS側の出力ソース系統が変わると、モニタリングが一時“断”になる』という問題をレポートした事を覚えておられるだろうか?
※http://next-zero.com/Edius/STORMMOBILE-00/
これは、EDIUSの“プレイヤーモニター”と“レコーダーモニター”の2つのモニター間を行き来すると、その都度 HDMI出力が切断されてしまい、外部モニタに於ける再表示までに3秒程の時間を要するという問題だ。
それで、先日。
とある編集作業をしている時に、この[切り替え“断”問題]が、解決されていることに気がついたのである。
「………いつから改善されてたんだ(汗」
正直、全くそのことに気がついておらず、いつのバージョンで直されたのかも分からない。
“プレイヤーモニター”と“レコーダーモニター”を往き来しても、Storm Mobile によって HDMI接続したプレビューモニタは途切れること無く一瞬で切り替わる。
“断”問題は、シーケンスの切り替えでも以前は同様に発生していたのだが、こちらも当然途切れること無く瞬時で切り替わる。
HDMIだけでなく、コンポーネントアウトでも2秒程の“断”が以前は発生していたのだが、こちらも瞬時に切り替わるようになっていた。
もう感動で、無意味に10分ぐらい、モニタの切替を繰り返していた……。
InterBEE 2013 の Grass Valley ブースでは R&D Editing Solutions の 江草ディレクターにあれこれお話をお伺いできたのだが、この件については「切り替え時の映像断について、レポートで指摘されていたので直しておきました」と、カッコ良過ぎだ!!
このようなユーザーフィードバックの感度とレスポンスの良さが、腕の立つ開発陣を日本国内に抱える EDIUS の強みであると思う。
−>>2013/11/17/(Sun) InterBEE2013報告;(IDX篇)。
- 今年は、JVCケンウッドの InterBEE出展が見送られた……。
各社諸事情あるのだろうが、実に残念だ。
GY-HM650/600 はこの秋のアップデートで完成の領域に確実に入った。
初めて私が HM650/600 を評価して丁度1年。
このカメラはその時分からすれば、今や別機種になっていると言っても良い。
フォーカスの性能改善、ズームリングの挙動調整、各種ファンクションの追加、画質まで向上している。
だからこそ、1年前のあの時に、このカメラを触ってそれっきりこの機種を見限ってしまった人は、むしろ気の毒に思う。
そして、HM650/600が使い易いカメラになっていることに気がつけるのは、既にこのカメラを所有している我々だけというのでは、意味が無い。
1年前にこの機種を触って、導入候補から外してしまったような人にこそ、今の最新状態の GY-HM650/600 を体験して欲しかった。
そして、その体験を広く一般の消費者が共有するには、今年の InterBEEが最後のチャンスだったのではないだろうか?
ハンドヘルドカメラのフィールドでも、既に 4K合戦が始まろうとしている。
来年の InterBEE では HM650/600 が主役を張ることはあり得ないのだ。
勿論、制作現場における HDカメラの運用はこれからも続くし、導入も増加するので、その点で HM650/600 が時代遅れというわけではない。
むしろ HDカメラとしては、最前線を走り続けていると言える。
ただ、展示会においては、輝くタイミングを逸したのではないか、という口惜しさが残るのだ。
ま、InterBEEがダメなら Next-Zero.com があるじゃないか! ということで、皆様今後とも Next-Zero.com を宜しくお願いいたします。
* * *
さて、前口上が長くなってしまった。
IDX である。
IDX の話なのだが、正確には「IDX の中に見つけた JVCの残り香」というのが本当だ。
さて、事前情報もあったが漸く HM650/600 対応の大容量バッテリーが発表された。
型番は“SSL-JVC75”。
容量は現状品の“SSL-JVC50”の 4900mAh に対して 1.5倍となる 7350mAh。
“SSL-JVC50”と“GY-HM650”の組み合わせで録画時(エンコードチップ動作時)は、バッテリー稼働時間は約170分と表示されるので、“SSL-JVC75”ではその1.5倍の 225分――約4時間15分の稼働が期待できる。
さて、この“SSL-JVC75”は単純に大容量化しただけではない。
実は、背面部に電源端子が設けられており、ここから外部電源供給を行えるようになっている。
電源供給端子の形状は、D-Tap に似ているが実は別物の“X-Tap”端子。
D-Tap が 12V以外の電圧でも様々な機器に電源を供給するようになっている昨今だが、それが電圧の不一致で事故や故障を招くケースもある。
IDX としては、この JVC75 に搭載する X-Tap で電圧とコネクタの切り分けを行いたいようだ。
JVC75 の X-Tapから供給されるのは DC8.4〜6Vの電源。
JVC75 の筐体サイズは、JVC50から単純にリチウムイオンセルを2セル増やしただけよりも背が高いように思えるのだが、おそらくはこの X-Tapコネクタ分の嵩と電源安定器などが入っているのだろう。
なお、X-Tapからの出力は最大 20W/3.3A。
また、背面には X-Tap端子の他にバッテリーの残量を簡易的に示す「FULL-EMP.」スイッチが付いている。
これは、手動で満充電なのか使用済みなのかを明示する為のスライドスイッチだ。
時代の流れ的には、LEDによる残量インジケーターが付きそうな物だが、IDX的にはこのサイズのバッテリーには余り必要性を感じていないという。
さて気になる価格だが、およそ3万円とのこと。
実売はもう少し安くなるとは思うが、JVC50 も定価は 22,500円で実売18,000円前後なので、JVC75 は 24,000円程度になるのではないかと思う。
問題は価格よりも寧ろ発売時期だ。
「大容量バッテリーはいつ出る??」「遅い! 遅い!」と言われる中で漸く出た“SSL-JVC75”だが、発表は今回の InterBEE 2013 で十分に遅いのだが、発売は来年の2月〜3月とかいう話で、更に遅い!!
いや、もう明日から発売でしょ?
HM650/600 を取り巻く環境は、実に不運である様に思う…。
“SSL-JVC75”に関連して、もう一つ製品が出る。
JVC型バッテリーを利用できる LEDライトである。
“X10-Lite”は、SONYのLEDライト“HVL-LBPB”に見た目がそっくりな形状をしており、機能的にも性能的にも近いものがある。
消費電力は 16W。
集光レンズとディフューザーを備え、調光ダイアルも装備。
集光レンズ利用時の最大照度は 1450Lux(1m)
照射角度は最大90度。
標準色温度は 4500K で、アンバー着色ディフューザを入れると 3200K となる。
バッテリーを装着する以外にも、外部電源入力を備え入力電圧は DC6.0V〜17.0V。
D-Tapからの12V電源や、JVC75の X-Tapからも電源供給可能だ。
“X10-Lite”は、JVCバッテリーが使えるタイプの他に、SONY Lバッテリーが利用できる“X10-Lite−S”も発売される。
照明としての仕様は同じだ。
IDXとしては、JVC75などのバッテリーを販売することが目的であり、この“X10-Lite”が売れることで、バッテリーも一緒に売れて欲しいという狙いがある。
そのため、性能的には一緒の“X10-Lite”と“X10-Lite−S”だが価格としては JVCバッテリー用の“X10-Lite”の方が少し安価になる見込みだ。
“X10-Lite”が2.6万円前後〜、“X10-Lite−S”が2.9万円前後になる見通しだ。
私個人としては、“X10-Lite”には興味を持っている。
海外ロケなどに撮影機材を持っていく場合、機材は最小限に纏めたい。
JVC GY-HM650 を使ったロケであれば、バッテリーはカメラも LED照明も共通のものであれば充電器も共用できるし、持ち歩くバッテリーも一種類で済むので、両機種に対しての予備バッテリーも1種類で済む。
少人数で行う海外ロケでは軽視できない軽量化になる。
ただ、“X10-Lite”はデジ用 LEDとしては昨今の LED照明と比べると大型なので、もう少し小型の LED照明などでも JVC型バッテリーが使える機種が出てくることを望む。
−>>2013/11/21/(Thu) 本当にオンエア告知。
- 先月ロケに行ってきた、アメリカ・シアトル篇のオンエアが、今週土曜日にいつものチャンネルでいつもの番組です!
是非、ご覧下さいませ。
* * *
お待たせしております。
漸く、JVC GY-HM650 の 最新ファームウェア V0205 の検証テスト開始です。
今回も、V0204 と V0205 のそれぞれを当てている HM650 を 2台使ってのテストです。
近日中に、テスト結果をアップロード出来ればと思います!
−>>2013/11/26/(Tue) まとめて各方面への言い訳(詫
-
よ〜し、こっちはもうチョットだ………。
エンドロール用の臨席者リストを取り寄せないとなぁ。
今、抱えている結婚式ビデオの数、XXX本。
ダンス発表会系編集、1本。
日本語訳字幕入れインタビュー編集、1本。
HM650 V0205 検証……、1件。
自作LANCリモコン製作、2件。
むむむむむ。まるで業者みたいになってきたな……。
どれから片付けるべきか…。
あ、InterBEE の会社向けレポートもまだだわ。創想雑誌向けレポートも途中だけど……。
師走に突入か〜〜(遠ひ目
−>>2013/11/27/(Wed) 3+。
- むふぅ〜っ!!
やっちまった……。
はい、届きましたよ、GoPro HERO 3+
“+”っす。
「GoPro HERO 4 じゃなくて、今年は 3+ かぁ〜。iPhone みたいな商売しやがって( ←アンチ iPhone民談)」と、発表当時は思ってて、この夏に GoPro HERO 3 を買ったばかりの私としては、追加購入欲をそそられる程の機能向上も無くって、来秋出ると予想される GoPro HERO 4 待ちを決め込んでいたのだが……。
が、先日、GoPro屋さんから「 InterBEE に来てくれた貴方には25%オフ(期間限定)で特別提供よ!!」っていうメールが来たので、その瞬間に何も考えずに「ポチっ」てしまった…。
いや、なかなか25%オフで、GoPro は手に入らないでしょ? 約1万円引きですよ?? これは大きい。(自分に強く言い聞かせる旨)
もちろん、3+ に於ける改良点は把握しているので、導入のメリットも理解した上での購入だったが、必要か必要じゃ無いかと言われたら……無くても生きていけると、嫁には回答せざるを得ないな(愕
とりあえず、ヘリに乗せて空に上げておこうかな……。
−>>2013/11/28/(Thu) やってますよ感。
- 「やってますよ」感を演出中〜。
HM650 V0205 の傾向はバッチリ把握しました。
V0204 とは明らかに違いますね。
そして……NX5J。……お前は…………。
素材はほぼ出来たので、あとは文章書いて、動画を YouTube に上げるだけですが、残念ながら明日は泊まり掛けの取材なので、更新できません〜。
そんなこんなしている間に V0300 とか出そうで怖いわ……。
では、週末にお会いしましょう〜。
※本日の、推奨物欲。
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