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−>>2009/02/03/(Tue) FIRECODER Blu 初日〜2日目。
- SEREN-V が取り敢えず組み上がり、OSのインストールや主要なソフトウェアのインストールも完了した。
詳細なスペックや、その使用ファーストインプレッションなどは、改めてレポートという形で提出するが、中枢部は Intel Core i 7。
恐らく快適な、HDノンリニア編集が行えるはずだ。
また同時に、Thomson Canopus の FIRECODER Blu も導入した。
早速、ハードウェアをインストールして、エンコードの実力をチェック……と思いきや、正常に動作しない。
FIRECODER Blu 付属のソフト FIRECODER WRITER を起動させると下図のようなエラーメッセージが………。
正確には、ハードウェアはPC上で正常に認識されているのだが、どうも PCI Express スロットの規格に対して、FIRECODER Blu が課題を抱えているようなのだ。
Thomson Canopus のサイトで、FIRECODER Blu のFAQを開いてみると、私の所で起こっている通りの症状が記載されていた。
▽以下、引用。▽
FIRECODER WRITERが起動しない。
Q:
FIRECODER WRITERを起動しようとすると、「MHX-C1が見つかりません」と表示されFIRECODER WRITER が起動しない。
A:
PCI Express 2.0 にFIRECODER Blu を装着されている場合は、PCI Express 1.0 のコネクタに装着し直した場合の動作をご確認ください。
また、マザーボードによっては BIOS設定にて、PCI Express のバージョンを変更できる場合がございますので、1.0 に変更した場合の動作をご確認ください。
▽以上、引用。▽
……………どうしたら良いのだ??
ちなみに「MHX-C1」というのが「FIRECODER Blu」の事。
今回 SEREN-V に導入したマザーボードは GIGABYTE GA-EX58-UD5。
マニュアルを読んでみたが、このマザーボードのBIOSでは、、PCI Express のバージョンを変更できる項目は無い様だ…。
もちろん、取付スロットを変えるなどして、正常動作するスロットが無いか探してみたが、いずれも結果は同じ………。
PCI Express 2.0 は、従来の PCI Express 1.0 の上位規格で、当然「上位互換」を持つ。
USB 1.1 の器機を USB 2.0 のコネクタに繋いでも、動作するのと同じ理屈だ。
であるから、FIRECODER Blu も PCI Express 2.0 で動作するのが設計上の満たされるべき仕様なはずだ。
また、Thomson Canopus のサイトにある、FIRECODER Blu の動作環境には、「PCI Express x1が1つ必要」と書いてあるだけで、「PCI Express 1.0」とは限定されていない!
PCは正常にインストールされていると認識しているのに、FIRECODER Blu側は、正常動作を実現しない。
<デバイスマネージャからは正常に見えている。>
さらに、先日発売された、ペガシス“TMPGEnc 4.0 XPress”用 SpursEngine対応プラグイン;“TMPGEnc Movie Plug-in SpursEngine”を導入してみたのだが、こちらも同じように、 FIRECODER Blu を正常利用できなかった……。
とりあえず、八方塞がりだ……。
この問題………PCI Express 2.0 採用のマザーボードが増える中で、Thomson Canopusは、いつまでも放置しておく訳にはいかないだろう。
早急に、アップデートなどで対策をお願いしたい。
……でないと、この高いアクセラレータカードはタダの板切れになってしまう…。
とりあえず、明日は……いや今日か……は、報道夜勤なので、寝る……。
※本日の推奨物欲:
−>>2009/02/05/(Thu) 祝うモノ。
- 最近、ちょっとプライベートでも立て込んでいるのだが、その一つが知人N君から編集を依頼されている、ビデオの編集だ。
N君の友人が結婚するそうなのだが、結婚式2次会用の余興ビデオである。
例の如く、2人の馴れ初めビデオなのだが、今回は最後にちょっとひと捻りある脚本になっている。
脚本も絵コンテも全て揃っているので、編集する側としては大変に有り難いのだが、撮影は素人さんがやっているので、実際映像として繋がるかどうかは怪しい。
脚本も、相談を受けたところ以外はノータッチなので、根本的に繋がっていないかも知れないし、そのストーリーのテンポも保証できない。
だが、こういうビデオはそれで良いのだと思う。
上手な構成であるとか、技巧的な映像技術などは、作品のタダの引き立て役であり、重要なのは結婚する2人を祝おうとする彼らの祝福の気持ちと、友情と熱意だ。
型に嵌ったスピーチよりも、稚拙であっても本心を語って心から祝っている言葉の方が、幾万倍も感動的であるように。
私は、映像表現のフィールドに於いて、彼らに求められればアドバイスし、編集マシンと技術を提供するだけである。
取り敢えず、次の海外ロケ出発までにどれだけ仮編が出来るか…………。
なお、次回の海外出張は、2月15日からである。
−>>2009/02/10/(Tue) バタバタと。
- 先日記した、馴れ初めビデオの話。
あれから、先週末の土曜日にそのN君がやって来て簡単に繋いでみた。
さてはて、監督(N君)の思うとおりに繋がるだろうか?
…………。
予想通り、繋がらないカットが多数。
時間経過の省略や、単純にカットとカットの切り返しや繋ぎが出来ない。
同じ人物を撮るときに同ポジ同サイズでは連続して繋げないよ、せめてサイズは変えてね……と撮影事前に言っておいたが、主人公の新郎が同ポジ同サイズでのカットが連続であって、どう頑張っても繋がらない…。
N君も自分でカメラを回しておいて、しかし唖然としていた。
そう。
毎日、テレビのドラマを何気なく見ていても、いざ自分たちで作ろうと思うと、思ってもいなかった撮影や映像編集の約束が登場するのだ。
しかし、その点をN君らに考えて、守って、失敗するな…とは、とても言えない。
彼らは、そもそも日頃ビデオカメラを回すことすらないのだ。
だからこそ、今回、映像というものの奥深さを彼らは知ることになるはずだ。
特に、自分で脚本を考え、演出し撮影しているN君は、繋がる映像というものはどういう物か…という事を嫌というほど思い知ることになっているだろう。
編集しながら、私は彼に追撮を幾つかリクエストし、一昨日も明日も撮影のはずだ。
しかし、極力は彼らが撮ってきたファースト素材で繋いでいってあげたいと思っている。
綺麗な映像作品のできあがりなど、この際は目指すものではない。
反対に、決して諦めたり放棄しているわけでもない。
重要なのは、彼らが何を作りたいか、だから。
一方、私個人の方では、いささか慌ただしい週末から週明けになっている。
数年前に作った、とある映像作品があるのだが、先日、様々な大人の都合でナレーションの一部修正依頼が来た。
別に、NGとかそいう話ではなく、あくまでも先方の都合、大人の事情。
幸いにして、その映像作品のプロジェクトデータは、まるまるHDDに残っており、再編集可能な状態であった。
今週末15日から、またまた海外出張なので、依頼を受けて直ぐにバタバタとその映像作品のリテイク準備に入っており、先週末にはナレーション収録の段取りを付けて、お馴染み…というか懐かしの“浅野さん”にナレーションを依頼した。
急ぎ、機材を梱包して彼女の元に送り届け、ナレーションを吹き込んでもらい、その素材ディスクを私の所に送り返してもらった。
確認。
!
ノイズが多い……。
前回…数年前に収録した方のナレーション素材を聞くと…低ノイズ…。
せめてこのクオリティーで素材が欲しい……
色々と、ノイズリダクション処理もやってみたが、声質を維持しては限界がある…。
<今回は、都合…“MEIXIN”機での音素材キャプチャ>
<確認画面は、50吋のプラズマで…>
収録されていたナレーションのトーンも、もうすこし明るい感じが良かったので、どのみちリテイクをお願いするつもりなのだが、その際にはノイズ源を探してもらって、S/Nを上げていただこう。
機材・技術的な部分で彼女に余計な負担は掛けたくないものの…もう少しノイズを減らさないと、最終的な仕上がりに影響してくるので致し方ない。
とりあえず、今夜は素材の確認と、そのノイズの処理がどこまでポスプロ的に可能か確認するのが限界……。
ただでさえ忙しいのに、SEREN-V の編集映像データ用の RAID-0 で組んだドライブの片側にエラーが出始めており、ちょっと危ない感じだし……出国前にバタバタとしそうで、心落ちつかない一週間になりそうだ…。
−>>2009/02/11/(Wed) S端子ケーブルを繋ぎ換えて。
- 先日も少し記したが、SEREN-V になってからも、VELXUS 300 でのアナログ入力にノイズが乗ってしまう。
百聞は一見に如かず。
この様に、下から上に流れるような細かな帯状のノイズが見られるのだ。
この現象は、VELXUS 300 のボードに直接入力しても、VELXUS Bay を経由しても変わらない。
冒頭で、「SEREN-V になってからも」と記したように、前環境の SEREN-IV でもこの現象は起きていた。
当時は、ノイズの原因が VELXUS 300 にあるのか PCのハード側にあるのか、原因の切り分けが出来なかったので、購入依頼そのまま放置していた。
※関連記事:http://next-zero.com/nle/velxus300/03.php
しかし、ここに来て、アナログ資産の早急なデジタル化の要請と、また大幅にPCのスペックがアップした事によるエンコード速度の向上から、アナログ入力は極めて重要なインターフェイスとして再認識し、それ故、VELXUS 300 のノイズ問題というのは極めて深刻になってきたのだ。
<SEREN-V のPCケース“上面”。拡張スロットが上向きでアクセスが楽☆>
昨日の日記にも記したが、今週末から再び海外出張なので、その期間を利用して、VELXUS 300 と VELXUS Bay を Thomson Canopus に修理出しすることを決意した。
早速、Thomson Canopus のサポートと連絡を取る…。
しかし、話の要点をまとめれば「とりあえず、お客様の S端子ケーブルの問題かも知れないから、幾つかS端子ケーブルを差し替えて、テストしてみて」という事になった。
勿論、今も昔も同じ現象が出ているし、毎回どのケーブルを使ってノイズ現象を再確認しているかなんて覚えてないので、恐らく毎回違うケーブルを使っているのだが、とにかくも「S端子ケーブルを繋ぎ換えてみれ…」という、極まっとうなサポート担当の言葉を受けて、差し替えテストをする運びになった。
無論、私には無意味なテストなのだが、「とにかく、S端子ケーブルの可能性もゼロじゃないですよね?」といわれて、確認せざるを得なくなったのだ。
この電話中にやってくれという話だったが、生憎その時は SEREN-V の全HDDをチェックディスクに掛けているところで、中断不能……(昨日記した RAID-0 の不具合を確認するため)
S端子ケーブルの繋ぎ換えを確認したら、また電話してね…と言われて、その日のサポートは終了。
Thomson Canopus のサポート時間の 〜17時は、とうの昔に過ぎていたので、翌日以降に電話することになった……。
…が、VELXUS 300 の傍にいる時間というのは、私にとってプライベートな時間であり、それはつまり、夜とか夜中とか……。
日中しかサポート業していない Thomson Canopus にどう対応しようか?
とりあえず、手元に VELXUS なくても良いなら、ロケ現場からでも電話するが、また「今度はコンポジットケーブルを取り替えてみてテストしてください」とか言われたら、今度は出張先の上海から電話しないといけないではないか?
趣味でやっている個人ユーザとしては、ちょっと時間が合わないのだ。
まぁ、そこは何とかしよう。
で、バカ正直にも S端子ケーブルを色々と換えて繋いでみたわけだが、当然どのケーブルでも同じ症状が出る。
だって、ケーブルのせいじゃないもん。
念のため、テレビに直接映像ソースを繋いでみたが、当然問題のノイズは一切発生していない。
<アナログソースは、DCR-TRV900 のカメラアウト>
とりあえず、これでS端子ケーブルの所為では無いことが確認できた。
勿論、コンポジットケーブルでも確認しているが、症状は同じだ。
なお、この様な症状は他のユーザからは報告されていないという。
であるから、VELXUS 300 の基本設計的な問題ではないようだ。
単に、私のもっている VELXUS の固有の症状と考えて良いだろう。
−>>2009/02/12/(Thu) Belkin Nostromo Speedpad n52te ってご存じ?
- ここ最近、当サイト経由で大変によくアフィリエイト購入されている商品がある。
Belkin Nostromo Speedpad n52te。
この製品、以前に当サイトでレポートした“Nostromo SpeedPad n52”のリニューアルモデルなのだが、本体色の変更や青色LED採用による見た目のブラッシュアップの他に、キーレスポンスの強化や、プログラマブルキーバインドを n52te 本体にメモリ出来る新機能などが搭載されている。
SpeedPad n52 は元はパワーゲーマー向けの、左手用コマンド入力デバイスとして発売されているのだが、一般のアプリケーションでもショートカットキーが割り当てられるので、ノンリニア編集や CG制作の環境でも大いに活用できるのではないか?と思い、導入した経緯をレポートでは記した。
共通仕様などは、当サイトの『 Nostromo SpeedPad n52 の スゝメ(http://next-zero.com/Lib/n52/)』を参照されたい。
私は日常的に、旧版の SpeedPad n52 を利用していて、もはや手放せない左手用ツールになっている。
特に、Photoshopでは各種機能を SpeedPad n52 に割り当てており、スピーディーな機能アクセスに重宝している。
n52 はデザインが、どことなく安物っぽい印象だったのだが、新作の Speedpad n52te は、近未来アイテムチックなカラーリングとブルーのバックライトに惚れそうだ…。
機能的には n52 も n52te も大きくは変わらないのだが、これから左手用インターフェイスを検討されている方にはお奨めの逸品である。
※本日の推奨物欲。
−>>2009/02/14/(Sat) 映像データ用ドライブ RAID-5。
- 先日、Intel Core i7 で構築した“SEREN-V”のレポートを掲載した。
※『Core i7 で NLE環境構築』(http://next-zero.com/nle/SEREN5/)
その中で少し触れていた映像データ用ドライブの RAID-0 の崩壊。
保存されていたデータは、問題なく救出できたのは幸いだったが、何せよ映像データ用のドライブを再構築する必要が出て来た。
RAID-0 は、データの書き込み/読み出し速度が高速であるというメリットはあるが、構成HDDのいずれかが故障することで、致命的にデータが損傷してしまう確率が高いという危険をはらんでいる。
そこで今回は、リーズナブルに速度とデータ補償を実現できる RAID-5 を構成することにした。
SEREN-V での RAID-5構築で導入した HDD は、WesternDigital WD6400AAKS-00A7B0。
640GB の S-ATA300 / 7200rpm / 16MB というスペックだ。
“640GB” とは、また中途半端な選択だと思われるかも知れないが、コストパフォーマンスとトータルコストを考えると、このラインが妥協点だった。
なんせ、予定外の出費であったから……。
その“WD6400AAKS”を3台導入。
RAID-5 は、最低3台の HDD が必要なのだ。
RAID-5 では、“パリティー”というデータの誤り検出訂正を行う情報を複数のHDDに分散させて書き込むことで、一つのHDDが故障しても残りの2台のHDDからデータが復旧できるというという特徴を持つ。
本来のデータとパリティー情報を書き込む領域とが必要なため、例えば HDD3台で構成した場合は、HDD2台分の実使用領域が確保されることになる。
今回の“WD6400AAKS”を利用した構成なら、640GB が 3台 = 1920MB …であるが、実際の有効容量は、2台分の 1280MB……つまり約1.3TB となるのだ。
残りの640GBがまるまる利用できないのは、ちょっと勿体ない気がするが、これで大切なデータが保護されるのであれば、保険としては安い物である。
一方、RAID-5 はデータの書き込み速度が遅いというデメリットが指摘されている。
これはパリティー作成の為に起こる問題だ。
しかし、実際に RAID-5 を構成して、STORM TEST を使って転送速度を測ってみると、152MB/s という書き込み速度を実現していた。
読み込みも 165MB/s であるため、個人的には全く不満のない転送速度である。
今回の RAID-5 は、マザーボードの South Bridge の Intel ICH10R の RAID構成機能を利用したソフトウェアRAIDである。
別途拡張カードの導入でハードウェアRAIDを構成した方が、CPUへの負荷や、RAIDとしての信頼性・速度などの向上も見込めるだろうが、とりあえずは私の使用範囲ではソフトウェアRAIDで十分に要求を満たしてくれる様に思う。
RAID-0 の危険性を理解しながらも、今まで映像編集用ドライブとして、その転送速度の恩恵に与って来たのだが、やはり常に不信感はあった。
今回、RAID-5 を構成できたことで、速度に対しても信頼性に対しても安心でき、気兼ねなく大切な映像データを放り込んでいくことが出来そうだ。
−>>2009/02/15/(Sun) 今年に入って3ヶ国目へ。
- 本日より、またまた海外ロケです。
今回は、中国で、上海とマカオ。
今月の24日に戻ります。
前回の海外ロケから帰ってきてより一ヶ月経たずしての出発…。
少々、日本で落ち着いている間もなく……。
前回は、この出張を利用して、HVR-S270J を修理出ししましたが、今回は Thomson Canopus VELXUS 300 を修理出しです。
購入時から言っている、アナログ入力時のノイズ問題に漸く重い腰を上げました。
争点は、無償修理になるかどうか。
購入時から確認できているノイズなので、製造上の問題であると判断できれば、無償になる可能性はゼロではないようです。
とりあえずは、問題箇所の特定と見積もり…。
もしも……飽くまでも“もしも”ですが、有償修理になれば、相方に振込をして貰います。
……そういや、以前、グラフィックカードの SPECTRA WX25 を修理出しした際に、いつまで経っても当時のcanopusから連絡がなくて……こちらから問い合わせないと、動いてくれなかった事があったなぁ〜。
さてはて、今回の対応はどうなることやら…。
−>>2009/02/16/(Mon) 澳門、初日。
- 無事に今回のロケ地1ヶ国目;マカオに到着しております。
今日は、早速朝から現地での街紹介ロケを行い、様々なマカオの名所を回りました。
特に、マカオはこの狭い領土に30もの世界遺産が点在するという世界遺産密集地。
そんな世界遺産の数々をビューファーに収めました。
また、マカオといえばカジノ!
カジノの中の取材はもちろんNGなのですが、建物の煌びやかで意匠の凝った外観や、ホテルに協力してもらってのカジノショーなどを撮影しました。
取材先のご家族とも挨拶を交わし、今日はロケ終了。
晩ご飯は、露店で中華?料理を食べて、今はお腹いっぱい。
もう寝るだけです。
明日は、ちょっと慌ただしいスケジュールで大忙し……。
ここを乗り切れば、少し気が楽になります。
明日も、がんばります。
−>>2009/02/17/(Tue) パタカ。
- マカオ・ロケ2日目は、オンタイムで無事に全行程を終了することが出来た。
マカオは、中国本土南海岸から突き出たマカオ半島とそのすぐ沖合にあるタイパ島とコロアネ島からなり、その2つの島の間は大規模に埋め立てられて、現在は一つの島のようになっている。
自動車移動による交通の便は良く、通勤・帰宅時間に重ならなければ、行きたい場所へはほぼ30分以内にいけるという手軽さだ。
今日は、取材対象のご家族の家から、徒歩移動も含めて、あちらこちらへ多く移動したが、順調にロケを行うことが出来た。
夜は、ご家族の家で家庭料理をご馳走になりながら、マカオの話を聞いたり、日本の事をお話ししたりした。
ご家族皆さんともうち解けて、楽しいロケを行うことが出来た。
明日からは、またマカオでの実景撮影。
高さ338mのマカオタワーに上り、その上から行われるバンジージャンプを撮影したりする予定だ。
マカオも明日から後半戦。
引き続き頑張りたい。
−>>2009/02/18/(Wed) 地上216mにて。
- この仕事をやっていて面白いと思えることの一つは、毎日様々な変化があることだろう。
毎日の取材・ロケの内容で同じ物などないし、作り方・表現の仕方・撮影の仕方……同様で済ませられることなど一つとしてない。
変化に富んだ毎日は、自分の経験値を活かす場を探し、そして実行するには格好の場である。
しかし、そんな変化の日々は同時に、己を知り、見つめ直す場となることもしばしばだ…。
今日は、そんな日で、私自身の不甲斐なさや姿勢や勢いに、いささかならず失望するような日だった。
己のイケてなさに、落胆し消沈するも、その尾を引いてロケを続けるわけにはいかない。
それを雪ぐことは難しくとも、挽回しようと以降の取材にも臨んだ。……が、一息つくごとに、思い出しては反省し……己の中で反芻する。
ディレクターさんなどに叱責されたわけではないが、正直…ヘコみ気味で取材していた。
一番怒っているのは、私自身なのだろう…。
この仕事は、100点を求められているわけではない。
それ以上の物を求められている。
8割9割など、論外で、満点取った上であと何点加算できるか?という事が問われる仕事だと思う。
そして、その加算点こそが、そのカメラマン等のオリジナリティーであり、実力なのである。
私はまだ、その自分のオリジナリティーを探しているところだ。
日頃、先輩にも「おまえのプラスαはなんだ?」と、問われる。
自身の欠点はよく見えるが、カメラマンとしての長所はなかなか見えてこない。
魅力的なカメラマンになるか……それを改めて深く考える一日となった。
−>>2009/02/20/(Fri) 上海。
- 今回の海外ロケも後半戦。
我々は、マカオでのロケを無事に終えて、次の目的地である上海に無事に到着している。
今日は早速、朝から上海の街ロケ。
上海と聞けば誰もが思い浮かべる東方明珠塔を臨んだり、豫園や新天地、南京路などを訪れた。
中国全土でも食の宝庫と言われる上海では、美味しい物がリーズナブルな値段で売られており、我々の食欲もそそられる。
明日以降は天気が崩れ始める……という情報もあり、今日は朝から晩まで、上海市内を車で走り回り、今日は皆がヘトヘトになるまでロケをした。
夕飯が摂れたのが、ようやく24時前後。
明日も朝から、太極拳をやっている人を探して撮影したり、取材ご家族のお家を訪れたりと、忙しい一日なる。
とりあえず、私は怪我も病気もなく元気にやっている。
残りの数日、全力で頑張りたい。
<皆で窓への写り込みを消している図>
−>>2009/02/21/(Sat) 小籠包。
- 上海ロケ2日目。
天候は快晴とまでは行かないが、時折青空を見せてくれる曇りがちの天気。
気温はおそらく日本と同じぐらいだが、昨日に比べると今日はいささか暖かい一日だった。
取材対象の現地のご家族に、上海の名所・名物を紹介していただく体で、昨日訪れた豫園へ赴いたり、地元の方が日常生活で行くような市場(お店)を案内してもらったりした。
取材は効率よく順調に運び、かなりの快速で各地・各項目の取材が行えた。
ディレクターやコーディネータさん達のスケジューリングと深慮の成果であり、そして何よりもご家族のご協力の賜だ。
土曜日ということもあって、街にも道にも人が溢れ、活気ある上海の街を見ることが出来た。
今日は、取材でもロケ終了後の晩ご飯でも、小籠包をたらふく食べた。
昼間に取材した高級料理店での小籠包など、柔らかくて味のしみた皮とジューシーな蟹味噌の具のコンビネーションが舌を喜ばせた。
夜も、ホテルの近所にある上海料理屋さんで、小籠包をはじめ、豚の角煮やエビなどの美味に舌鼓を打つ。
スタッフ4人で、ビールなど入れてお腹いっぱい食べても、5千円もしないのだからリーズナブル。
しかも、美味いのである。
今夜の上海の夜は雨。
天気予報によると明日も雨降りの天候らしい……。
今回のロケ終了まであと2日。
青空広がる快晴の街並みを、是非ともカメラに収めて帰りたいと思う。
−>>2009/02/23/(Mon) オールアップ!
- 今回の海外ロケが最終日を迎えた。
上海は、朝は奇跡的な晴れ間を見せたものの、徐々に天気は崩れはじめ、結局その後は一日中雨と戦う日となった。
今日は、少し郊外まで足を伸ばして、昔ながらの中国の雰囲気を撮りに行った。
上海・観光庁のバックアップを受けて、水郷地域を中心にロケをした。
観光地として整備されている地域ではあるのだが、雰囲気のある古い街並みをフレーミングするのは楽しかった。
昼食はその水郷の街で観光庁の接待を受け、お土産まで頂くという待遇ぶりだ。
今、日本向けの観光スポットとして、この水郷地域をアピールしているらしく、今回の取材も観光庁からの是非モノとして中国取材に関しては条件付けられていた様だ。
なお今回の取材は、ジャーナリストのビザを取得して行っている。
<傘を差してくれているのは、上海・観光庁の方。>
上海の中心部は、この十数年の自由経済化の恩恵のもと、急成長を遂げ、おそらく表面的な部分では大阪都市部の発展度合いを抜き去っている様に見える。
だが実際、一歩路地をはずれたりすると、そこにはあまり外には見せたくない光景が広がっているし、中心部を離れると古くからの民家を取り壊して急速に高層マンションなどの建設を推し進めている光景が目につく。
この数日過ごしただけでは、わからない不便さがきっとそこにはあるのだろうが、少なくとも今回のロケでは、十分に発達した近未来都市の様であると感じた。
人々の活気などは現在の日本に感じられない物だし、食に対するこだわりも流石に中国であろうか。
毎晩、食べきれないほどの料理を注文しながらも、4〜5人がそれを囲んで5千円前後で済むというのは驚きだった。
しかも美味いのであるから、言うことナシである。
今は、私物衣類や機材のパッキングが終わり、あとは明日の帰国に備えて休むだけだ。
飛行機の都合で、一旦またマカオを経由して日本に帰る。
帰国翌日は、報道勤務という連絡を受けているので、帰国してもすぐには休めなさそうなのが、いささか………である。
ではでは、再見!
−>>2009/02/25/(Wed) にっぽん。
- 昨日、無事に日本に帰って来ました。
帰りは、上海からマカオを経由して関西国際空港へ…。
朝の6時半に上海ホテルを出発して、結局帰宅できたのは22時過ぎ………。
一日仕事で帰ってきました。
なお、上海と日本の時差は1時間です。
会社には20時半ごろ着いて、機材をバラし。
21時半には終業。
機材庫には、翌日からトルコ・ロケに行く先輩カメラマンとアシスタント君が機材の準備中。
その班は、ENGカメラでのロケなので、機材も大がかり……。
私のロケは、技術はカメラマンである私だけで、カメラも Z1Jなのでそんなに機材も増やせませんし、ハードケース1つだけに機材を詰め込んでロケしてます。
今月は、私の上海・マカオの他にも、韓国やタイ、香港、そしてトルコ……と海外ロケが多く、多くのカメラマンが海外出張の模様…。
コンセントの変換プラグが足りないと……ヨドバシカメラに買いに走ったりしてたみたいです。
帰国後の翌日である今日は報道勤務。
日中、何本かのニュースネタをやって、定時に終業。
晩ご飯にお寿司を食べて、今はマッタリしています。
そういえば、出国前に修理出しした VELXUS 300 ですが、海外滞在中に何の進捗の連絡もなく、今日の日中に Thomson Canopus に問い合わせたところ「まだ、原因の解明も終わっていません」との事。
当然、 修理が終わるのはさらに先の筈ですから………おいおい。
それほどに、難しい症状なのでしょうか…。
私は業務で使っているわけではないけど……趣味に支障が出るよ…。
FIRECODER Blu の対応策も出てくる気配はないですし……今、我が家の Thomson Canopus 製ハードウェアは、“使えない”状態です。
編集マシンは SEREN-V へと進化して、ハイパフォーマンスになったのに、ノンリニア関連製品が、存分にその能力を発揮できない状態が続いています……。
もったいない…。
−>>2009/02/26/(Thu) 留守。
- 明日から、また5日間ほど出張です。
今度は国内ですが…。
編集……間に合うのかな…。
−>>2009/02/27/(Fri) 帰還せり 2。
- 現在、岡山にて宿泊中。
徐々に、西に向かってロケを進めています。
最終目的地は福岡!
さて、今朝は起床してから出勤前に、出張の準備して朝シャンして、松ケンに FIRECODER Blu を送りつけて……とバタバタしたのだが、FIRECODER Blu をコンビニから発送して帰宅してみると、入れ違いに宅配便屋さんが我が家から出て行った。
家に入ってみると、私宛に荷物が届いている。
何??
送り主は、“Thomson Canopus 修理係”。
中身は、修理に出していたはずの VELXUS 300。
「え? なんで????」
一瞬私は、なぜ VELXUS 300 が送り返されてきたのかわからなかった…。
同封されていた書類を見ると“症状再現”、“基盤調整済み”と書かれている。
「えぇ!? ちゃんと修理されて帰ってきたんだ」
ちょっと待て…。
私が、「修理状況はどうなってますか?」とサポートセンタに問い合わせたのは、一昨日の25日。
そのときの回答は、「まだ、問題箇所が特定できていないので、まずは原因を探って、それから修理のお見積もりを出して、お振り込みを確認してからの修理となります……」というものだった。
午後16時半前後のやりとりだ。
で、荷物が届いたのが、本日27日の朝9時。
当然、昨日の夜には発送されているはずだから、電話のやりとりから、実際の修理完了までは24時間も無かったはずだ…。
実際のところ、修理状況とサポートセンタが把握していた情報には時間差があったかもしれないが……それにしても早い……。
前回もそうだったが、Thomson Canopus は放っておくと遅いのだが、電話連絡するとその後はめちゃくちゃ早いのだ。
※前回:http://next-zero.com/ToppageCNT/sousou-zasshi/nicky.cgi?DT=20040916A#20040916A
もちろん、既に修理上がり品が送り返されているので、修理は無償だった様だ。
原因が、製品の出荷時から内在していたものだと特定されたのだろう。
(あるいは、当サイト内の購入当時の症状レポートが証明書となったか……)
しかし、残念ながら帰ってきた VELXUS 300 を楽しむことは今日は出来なかった。
そのとき既に、私の出勤時間だったからだ。
修理上がりの結果に対しては、はっきり言って心配していないのだが、3年越しで五体満足になった VELXUS 300 を早く SEREN-V にインストールして活用してみたい!!
今回の出張は5日間。
3月3日には、大阪に戻る。
楽しみはそれまで取っておこう。
−>>2009/02/28/(Sat) 尾道的。
- 今日は、広島県は三原に宿泊中。
まだまだ西へ向かいます。
さて、昨日の朝発送した、FIRECODER Blu が松ケンの元に無事届いたようだ。
彼に連絡を取ってみると、インストールも完了し、FIRECODER WRITER も問題なく起動するという。
残念ながら、トランスコードに適した動画ファイルが手元にないという話だったので、まだ動画変換は試していないということだが、とりあえず私のところで起こっていた問題は発生していないらしい。
というわけで、FIRECODER Blu のハードウェア自体は、初期不良品とかそういった類の問題は抱えていないことが分かったが、しかし、私の SEREN-V で利用できないという状況は変わらない…。
松ケンのところのマシン環境は、Phenom で組んでいるようだが、詳細は知らない。
今夜中にスペックを教えてほしいと言っておいたのだが、仕事が終わってホテルからメッセンジャを繋いでみると、すでに松ケンは夢の中であるようだ。
そういえば、この FIRECODER Blu を導入した当初に“GIGABYTE GA-EX58-UD5”の PCIe は rev.2.0 のためか FIRECODER Blu が正常に動作しない……と記していたが、松ケン曰く、GIGABYTE GA-EX58-UD5上の PCIe x16 以外のスロットは Rev.1.1 稼働だよ。……とのこと。
だから、FIRECODER Blu は PCIe rev.1.1 上でも正常に動作しないことがあるという事なのだ。
とりあえず、ネット上にこの問題に関する記述が全くと言っていい程……無い。
情報収集もかねて、出張から帰ったら、Thomson Canopus のサポートセンタを突いてみるのも良いだろう。
※本日の推奨物欲。
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